炭化テストのご提案

炭化度を自由自在に調整可能
当LAB保有の過熱蒸気式の炭化装置を用いたテスト炭化が可能です

バイオマス資源の炭化について検討しているというご相談を多くいただきます。
しかし、実際に炭化してみると、その成分組成が想定と異なり、うまくいかないケースが多々あります。

先ずは、対象となる素材を炭化させた際に、求める成分組成かどうかを確認することが重要です。

特に、炭化というプロセスは、その炭化度を調整することで、目的の機能性を残した状態でバイオ炭化素材にすることも可能です。
様々な条件で炭化を試みる、その為に過熱蒸気式による炭化は有効であるといえます。

近年、バイオ炭は環境負荷の低減、土壌改良、炭素固定など多岐にわたる用途で注目を集めています。また、原料となるバイオマス資源の種類や、その乾燥から半炭化(トレファクション)、炭化に至る製造プロセスを最適化することで、多様な特性を持つバイオ炭化素材を生み出す可能性も指摘されています。

しかしながら、実際のところ、どのようなバイオマス資源から、どのような製造条件で、どのような特性を持つバイオ炭化素材が製造できるのかは、試してみなければ明確には分かりません。これが、バイオ炭事業化における一つのハードルとなっています。

 「自社で保有するバイオマス資源から、付加価値の高いバイオ炭化素材を製造できないか?」とお考えではありませんでしょうか。弊社では、皆様がお持ちのバイオマス資源を用いた「炭化テスト」をサービスとして提供しております。

 当LABでは、様々な製造条件を実証できる「過熱蒸気式バイオ炭製造技術」を用いて試作品を製造し、詳細な成分分析を行います。この実証試験を通して、 「貴社のバイオマス資源から製造可能なバイオ炭化素材の品質特性」「最適な製造条件」といった具体的なデータを取得し、貴社におけるバイオ炭事業の実現可能性評価や、製品開発、プロセス設計といった重要な意思決定に直接役立てていただくことが可能です。

バッチ式の過熱蒸気式炭化装置

2026年5月設置 バッチ式炉

2026年5月に設置した新型のテストプラントです。過熱蒸気を熱源としたバッチ式の炭化装置で、温度や時間といった炭化条件を柔軟に調整できます。少量でのテストに適しており、最小5kgの素材から対応可能です。

《本テストプラントの特徴》

  • 少量の炭化(最小5kgからのテストが可能)
  • 炭化度の調整(一方、気にせず完全なる炭化を求める場合は不得意)
  • 乾燥工程が不要(過熱蒸気の特性、事前乾燥不要)
  • 稼働は電気のみ(燃焼工程なし、蒸気生成も電気で実施)

バイオ炭化素材の
製造デモテストの流

01 初期ヒアリング(無料)

まずは、貴社の炭化を検討されているバイオマス資源の種類、発生状況、期待するバイオ炭化素材の用途 などについて詳細にヒアリングを行います。

また、炭化プロセスの基本的なご説明を行うとともに、貴社におけるバイオ炭の活用可能性や、導入のメリット についてもご提案させていただきます。

02 炭化実証テスト(有料)

弊社が保有する過熱水蒸気式バイオ炭製造装置を用いて、貴社の原料を炭化する試験を実施いたします。本試験では、以下のようなサポートをもって、最適な炭化条件を検討していきます。

  • 炭化条件の設定(温度、時間、投入量など)
  • 試験運転の実施試作サンプルの生成必要に応じた条件調整
  • 弊社施設での試験運転(委託試験)
  • 貴社のご担当者様が同席した状態での実施

経験豊富な専門スタッフが対応し、貴社のニーズに合わせた柔軟な試験が行えます。

03 成分分析および試験結果レポート

生成されたバイオ炭化素材のサンプルをもとに、成分分析を実施し、各種特性をデータとして記録します。これにより、品質評価を行い、貴社における実用化の可能性を検討するための情報をご提供いたします。試験結果は詳細なレポート にまとめ、ご提出いたします。内容には、以下の情報が含まれます。

  • 炭化試験の実施条件
  • 成分分析結果
    (主要成分、炭素含有量、揮発成分など)
  • バイオ炭化素材の物性
  • 今後の活用に関する考察

バイオ炭化テストにおける納品物

バイオ炭化素材に関する理解を促すレポート

バイオ炭化素材が注目を集めている背景、貴社における活用可能性をご紹介します。
こちらの資料は、皆様の社内共有用にもご利用いただけます。

過熱水蒸気式炭化装置の優位性

バイオ炭製造技術は複数ありますが、私たちが用いている過熱蒸気式設備の特徴をご紹介します。

簡易投資シミュレーション

貴社の保有資産や対象物状況を踏まえた投資回収見込を算定します。
より具体的なシミュレーションは炭化テスト終了後、ご要望に応じて作成します。

炭化物の成分レポート

炭化物の成分を分析しレポーティングします。
炭化具合やカロリー、肥料成分などについて成分分析を行い、報告書としてご提示します。

バイオ炭製造デモテストの
費用について

バッチ型の炭化炉を用いることで少量の炭化テストが可能です。

1検体1条件:9万円~
同検体2条件目以降:5万円~
※詳細は要見積り

  • プラント運用コスト 
  • テスト実施時の燃料費、電気代、人件費など、プラント稼働に必要な実費分清掃・後片付け費用
  • テスト終了後、プラント内部の清掃および設備点検にかかる作業費成分分析費用
  • 製造されたバイオ炭の品質を確認するため、専門機関での成分分析費用

当社としては、できるだけ多くのお客様にこの実証テストをご活用いただきたいため、必要最低限の費用のみでご提供しております。

私たちの炭化テストの特長

弊社の実証テストは、以下の点において他社にはない優位性を持っております。

  • 過熱水蒸気式炭化技術による、様々な製造条件の設定
  • 専門スタッフが立ち会い、実験プロセスをサポート
  • 成分分析まで含めた包括的な試験プログラム
  • 簡易的な投資シミュレーションも可能(炭化設備導入の参考に)

バイオ炭素素材の有効活用を具体的に検討されている企業様にとって、本試験を通じて得られるデータや知見は、将来の事業展開において重要な判断材料となります。
ぜひこの機会に、貴社の原料に適したバイオ炭の可能性を見極めてみませんか。

炭化テストの次のステップへ

過熱蒸気式炭化テストによって炭化の可能性が見出せた場合、次のステップとして、当LABが保有するパイロットプラントでの技術テストをご案内しております。この技術テストでは、連続式炭化炉を用いて、量産化に向けた連続処理の検証を行います。

連続式でのテストを通じて、炭化条件の再確認をはじめ、原料を投入する際の最適な形状や、炭化後の処理方法などについて具体的な検証を進めます。これらの検証結果を踏まえ、お客様に最適なプラント全体の設計・導入をご提案いたします。

連続式の炭化プラントにおける炭化テストです。実際のプラント稼働と同じ炭化プロセスを、テスト環境で再現することが可能となります。

この連続テストを通じて、どのような性状の原料を投入すべきか、炉内でどのようなプロセスを経て炭化物が生成されるのかを実際に検証できます。さらに、排出された炭化物の性状を確認し、次工程で扱いやすくするためにどのような後処理(加工)が必要となるのかといった、実運用を見据えた具体的な検証を行うことが可能です。

他にも多数の事例をご紹介しています、
気になることはお気軽にご相談ください